涼しくなってくると、夏場に比べて肌の日焼け対策のお手入れも手を抜いてしまいがち...。
日焼け止めを塗り直すなんて考えもしないのも分かります。
冬場は陽射しも和らいで安心してしまいますが、実はそれ以上に気にしなくてはいけないことがあります。
冬場でも必要な意味を知って一年中健康な肌で過ごしましょう。
日焼け止めを塗っていない方や苦手な方も塗り直しすることでどれだけの違いが出るのかを知り、今から直ぐにでも取り入れられる対策をしていきましょう!
冬でも日焼け止めの塗り直しは必要?勘違いしやすい理由は
冬に日焼け止めの塗り直しなんて考えてもいなかった!
日焼け止めが苦手だったり面倒!夏に限らず、一年中つかわないといけないの?
はい、特に雪が降る地域であれば、なおさらYES!です。
①冬は日焼け止めを塗ることさえ忘れる!勘違いしやすい理由は?
簡単なことなんですね。
暑い時期=紫外線対策しなきゃ!という暑い時期だけの無意識の思い込み。
店頭やCMの紫外線対策商品が一気に減り、意識から消えていく!
涼しくなってきたから、ま、いいか~!
冬場の窓際はあったかくて気持ちい!!
確かに、周囲の動向に左右されたり、寒ければ暖かいのが恋しくなったり。
これは、仕方ないことかもしれませんが、それが勘違いだということを知れば、自分だけでなく家族、子供と伝えて教えてあげることもできますね。
ということで、店頭もCMも減ってしまう秋口以降の紫外線量を見てみましょう。
②冬に日焼け止めが塗り直しが必要な紫外線量を意識する!
先のとおり、紫外線を気にする時期は、店頭やCMなどで目にする春先頃からでしょうか?
これは、これからが強い日差し本番になっていくからですね。
でも、紫外線の量が、特別、夏だけ飛びぬけているわけではありません。
2020年の指標をご覧ください。
出典:気象庁
地域によって、紫外線の違いはあるものの、春と秋の紫外線量にさほど大きな違いがないことが分かります。
なぜ、春先から準備し始めるのに、秋口からやめてしまうのでしょうか...。
逆に、那覇などは、春より秋の方が高い指標で驚きます。
ちなみに、「UVインデックス」の意味はこちらになります。 ↓↓↓
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化した、世界保健機関(WHO)による指標である[1]。2002年、世界保健機関が世界気象機関(WMO)および国連環境計画(UNEP)と共同で発表した[2]。略称はUVI。
引用:ウィキペディア
出典:気象庁
この指数を見ても分かるように、紫外線の数値が低いといえども、3~7でも日焼け止めが必要と推奨されています。
では、その紫外線が与える影響はどういうものなのでしょうか。
③冬場も日焼け止めを塗る意味と大きなメリット・デメリットは?
紫外線対策商品に記載の【 SPF数値やPA+ 】確認とUVの【A派とB派】が与える影響です。
UVAは皮膚の一番深いところ(真皮層)に作用し、老化の原因を作ります。
窓ガラスから受ける暑さがこれに当たります。
A派:窓ガラスも通過してしまう陽射しのジリジリが正体です。
PA : 老化や黒くなる原因のUVAを防いでくれる数 + ~ ++++
UVBは、肌の表面に作用し、赤くなったり小麦色になろうとします。
海水浴や屋外のスポーツなどで日焼けするイメージですね。
B派:ピークは5~8月/細胞を損傷し、色素沈着させる原因です。
SPF:肌の赤みや皮膚がんの原因となる紫外線UVBを防ぐ数値10~50
UVAを防いで老化の原因を作らない。
UVBを防いでメラニン色素を作らない。
UVAとUVBの合体を防いで日焼けを防ぐ
これらの事から、紫外線量が低いとはいえ、紫外線が私たちの肌にどのように関わってくるのかが分かりますよね。
ただ、これらは屋外に限った話ではありません。
先にお話しましたが、屋内のガラス越しに感じる暑さは、UVAですね。
ジリジリした感覚がないと気づかないことが多く、私たちは涼しくなると、窓際の暖かさを有難いように受け止め、ポカポカとした瞬間を嬉しく思い、紫外線が相手だということを忘れがちです。
陽射しの強い夏場と涼しくなった時期の紫外線の強さは違いますが、室内や車中でも、60~70%はガラス越しの気づかぬ紫外線でダメージを受け続けています。
ちなみに、雪が降り反射する光も肌に与えるダメージの一つにもなっています。
雪で反射する紫外線は80%~90%と言われているので、スキーやスノボーを楽しまれる方も気を付けられたいですね。
紫外線は、肌だけでなく、目からも入り込むとも言われていますので、何かにつけ気を付けることが多いですね。
これらを念頭に、将来の自分のためにも、家族のためにも繋がる対策を打ちましょう。
冬場も日焼け止めを塗ろう!やるべき対策は?
夏場でも冬場でも、紫外線対策が必要なことは意識できるようになれば、店頭に日焼け止めコーナーがなくなっても、一年中の必須アイテムになってきますね
紫外線量が減ってきたときは、自分のシチュエーションを考え、どんなタイプでどんな数値の日焼け止めを使えばよいかを知っておく必要もあります。
簡単に覚えておくと良いですね。大きく簡単にざっくりと!
しみ、しわ、老化の原因:PA+~++++の指標:UVA派
日焼けや赤み黒さの原因:SPF10~50の数値:UVB派
SPFの数値は夏場のように高いものでなくても良いですね。
ただ、ご自身がどのような場所でどれくらいの時間、紫外線を受けるのかによって見極めも必要です。
SPF1×20分とされています。
SPF10:200分 ⇒ 6時間40分
SPF30:600分 ⇒ 10時間
SPF50:1000分 ⇒ 16時間40分
このように、時間を見れば、一日の動き合わせて選ぶことが出来ますね。
でも、これからがもっと大切なことになります。
それは、みなさんが気にしていたことに進んでいきたいと思います。
日焼け止めを塗り直すタイミングはいつ?
日焼け止めって塗り直す必要があるなら、それはいつなの?
実際、みなさんが使っている日焼け止めは様々ですし、テクスチャーも違えば、塗り方も違っていると思います。
そうなると、絶対こうである!!とは言い難いので、自分の日焼け止めがどんなタイプであるのかを知ることから始めましょう!
ケミカルスクリーン・ノンケミカルサンスクリーンなのかで使い方も変わってきますので、一度きちんと確かめましょう!
聞いたことはあるけれど、キチンと分かっているわけじゃないという方も多いかもしれませんね。
では、この2種類の違いは何?
この記事を見ている方に、日焼け止めを一度も使ったことがない方はいないと思いますので、思い当たることがあると思うのですが、使い心地や手軽さが分かりやすいヒントになります。
- ほんの少ししか使ってないのに、真っ白くなって塗る込むのに時間がかかる。
- なんか厚ぼったいし重さを感じるんだけど。
- チクチクしてくる感じがする。
- 取れやすい気がするんだけど、どうして?
- とっても塗りやすくて、さらっとしてる!
これらは、よく聞かれる話です。
感じ方は人それぞれですので、全てではありませんが、一番わかりやすい感想なんですね。
【ケミカルサンスクリーン:紫外線吸収剤を使用している
●メリット:うす付きで伸びが良く、少量で作用する。
●デメリット:塗布して20分くらいして作用し始める。やピリピリ感が出ることがある。UVA/UVB対する作用のために、様々なケミカルを混ぜ作られるため、肌へのリスクもある
【ノンケミカルサンスクリーン:紫外線散乱剤を使用している/紫外線吸収剤が入ってない】
●メリット:塗布して直ぐに作用してくれる。UVA/UVB、どちらの波長もブロックしてくれる。赤ちゃんや妊婦にも安心。
●デメリット:物理的なブロックなので、汗や水に弱い。白浮きやギトギト感がある。
たっぷり塗ることで作用する。
今、日焼け止めを使われている方は、どれが当てはまっていましたか?
ここでわかることは、日焼け止めを適した量を塗布しているのか、肌にのっている日焼け止めは取れ掛けてはいないのかなども気を付ける点です。
いつも決めた日焼け止めがあるのであれば、その適量を知tること、塗り直す必要があるなら、その塗り直しも簡単に済ませられる日焼け止めにするなども対策の一つになりますね。
塗るタイミングや塗り直すタイミングは、先にあげた、日焼け止めにあるSPFの数値を参考にしながら再度見つめ直しましょう!
SPFの数値が高い=作用時間が長い
ケミカルタイプ = 取れやすいことから塗り直す時間を見つけましょう!
ノンケミカルタイプ = 外出の20分くらい前には塗布し作用を活かしましょう。
どうやっても、生活の中で紫外線を浴びないことは不可能ですので、いかに紫外線の量を取り込まない対策をするかで、40歳、50歳と年を重ねていく間に違いが出てきますね。
これは、見た目の違いもありますが、きっと満足できる肌で過ごせる10年、20年は気持ちも若く、自信をもって前を向いていけるに違いありません。
冬場も日焼け止めの塗り直し?必要な3つの理由と対策は?まとめ
今回は、冬に限らず日焼け止めが必要な理由をお話させていただきました。
日焼け止めを塗ることによって、どのような作用が働くのか、作用を継続させるためのタイミングなどもお話させていただきました。
塗り直す必要がないと感じて今までを、塗る必要があったんだと見つめ直すチャンスとしてとらえていただけたら嬉しいです。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
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