洗濯物を外に干したくない理由の一つでもあるカメムシの恐怖!
気付かずに触れた時の臭いや姿に今年は大量発生しないでほしいと思いつつ、「今年はカメムシが多いかも!」なんて話を聞いてしまうとザワザワしますね。
この記事では、盆地に住み毎年のように捕獲するほどのカメムシと格闘してきた経験からサヨナラカメムシ!の対策紹介をしています。
- カメムシと洗濯物の取り込む時間との関係
- カメムシ対策時期のいつからいつまで
- カメムシが近寄ってくる理由
- カメムシ対策10選
カメムシが洗濯物につくのは取り込む時間は午前中!

そうなんです、結論から申しましたが、洗濯物を取り込み時間はなんと、午前中がベストタイミングなのです!
カメムシから洗濯物を守るためには取り込む時間はかなり重要なのです。

ちょっと待って~!
洗濯物を干す時間が午前中ってくらいなのに取り込まなきゃいけないってこと?
そうですよね、そんな声が聞こえてくるのはごもっともです。
主婦の忙しい時間の合間にベランダなどの外干しまで完了するのが午前中すれすれ...などという方もいるでしょう。
更には、共働きで帰宅後に取り込む方などにとっては、無理難題だと言われそうです。
ですが、これが一番カメムシに出会わずに心安らかに過ごせるベストタイミングなのです。
では、なぜそこまで早い時間に取り込まないといけないのかお話していきますね。
カメムシと洗濯の物取り込む時間と虫の特性!
カメムシの特性を知れば午前中ということが納得いただけると思います。
それは、人間と同じように朝方派か夜型派かということなのです。
カメムシはヨピカリさんの夜行性で、夜が近づく午後になるとワサワサと活動を開始し始めます。
ピンポンダッシュしてカメムシに隠れられるより、午前中に洗濯物を取り込んで居留守を構えましょう...ということなのです。
これが、カメムシと出会わず気持ちよく生活できる習慣になります。
カメムシのいる時期だけでも早いうちに洗濯物を干せるように、洗濯機を予約するなりの方法で何とか過ごしたいですね。
本来なら、夏こそカラッと外干ししたいところですが、午前中に洗濯物を取り込むことができない方は、室内干し用の洗濯洗剤や抗菌剤などの併用でしのいでいくのも方法です。
ここからは、カメムシの活動時間以外で対策するために予備知識をお話していきます。
カメムシが大好きなのは暖かい温度
カメムシはもちろんのこと夏の虫というイメージ通り、暖かい時期が好き。
夜行性とはいっても、暖かい時間帯やお日様が出ている時間帯はまったりと日向ぼっこをして過ごしています。
そんな時に最適な場所になりうるのがかくれんぼできる洗濯物でもあるのです。
かくれんぼなど可愛いイメージですが、現実はおぞましい姿にしか見えず、何年経ってもあの姿や部屋を飛び回る音には心臓がバクバクしたものです。
カメムシは色素や匂いフェチ!


ここでも人間に例えましたが、カメムシは光や色に反応します。
白系は匂いに敏感だけどキラキラは嫌い!
夜行性のカメムシなのに反射するような光を嫌い、太陽の光を反射させない白系は体を温めてくれるから好き。
自分は臭いを出すくせに自分の臭いや酸っぱいのが苦手という超わがまま!
絵に描いたようなたくさんの白いTシャツたちや敷布などが優雅に掛けられた場所はカメムシにとって恰好の場所ということでもあるのです。



洗濯物を取り込み時間以外に、白い洗濯物が多い日などは更に注意が必要ですね。
次では、そんな対策の紹介になります。
カメムシと洗濯の物取り込む時間以外に近づけない対策はいつから?
春から秋に活動するカメムシ対策は5月~11月ころになります。
長いですね...。
カメムシの姿を見かけるようになって初めて洗濯物を気に掛けることも多くなりますが、対策は早めにしておいた方が安心ですね。
カメムシが思いきり活動始めるまえの1ヵ月前には気づかぬところで準備を始めています。
対策としては大きく3つになります。
- 自宅に入れこまない事前対策
- 発生している時期の対策
- スギ・ヒノキの花粉数が多い年年は気を付ける
カメムシを徹底的に自宅に入れない!
カメムシは1か月ほどで成虫として動き回れるようになります。
ということは、カメムシが多くなる時期より前にはどこかで孵化する準備をしています。
洗濯物と共に自宅に入ってしまい気づかすにいると部屋の片隅や洗濯と共にタンスの中で卵を産み成長し続けることになります。
もちろん、1匹でも少なく自宅に入れない対策も必要ですが、ご自身地域では毎年いつ頃から発生しはじめているのかを知っておくことは大切なことですね。
春から秋に活動するカメムシは、なんと5月下旬~8月中旬にかけ一度に100個近くの産卵をします。
それが、あっという間の1~2週間で孵化してしまうので、9月~11月が大量に発生しているのですね。
なので、洗濯物を取り込む際は、時間に関わらず軽くフリフリして洗濯物に潜んでいないかなど、可能であればポケットや靴下まで軽く覗くようにして存在を確認しましょう💦
刺激を与えてしまうと危険を察知し強烈な臭いで敵を退散させようとします。
その臭いに含まれるフェロモンは「トランス-2-ヘキサノール」という成分で仲間のカメムシにも危険を知らせていると言われているようです。
実際、このような経験をしたことある私は、あれ以来、集合体恐怖症のままなのです...。
カメムシの姿も嫌いですが、卵も最悪です💦
このように、害虫たちは私たちが気づかぬ場所に潜んでいるかもしれないことを知ると、洗濯物の取り込む時間だけでなく、選択に虫がつきやすい原因も気に掛けた方がよさそうですね。


カメムシを寄せ付けない対策11選!
先にお話しているように、カメムシの特性で白系の洗濯物を避けようはありませんが、注意することは出来ますので、対策紹介していきます。
たくさんの対策はあるけれど、家庭のご事情で出来ないこともありますよね。
可能な所から少しでも心がけるだけで心地よく過ごすことができますよ!
基本はカメムシが入り込む隙間を防ぐこと
注意することは洗濯物に近づけないということだけではありません。
洗濯物につかなくても自宅に入ってこられたら、室内の洋服などについたり卵を産み付けられ元も子もありません。
なので、サッシや網戸の隙間はキチン閉めることはもちろんのこと、スキマができやすくなっているところには100均やホームセンターなどでも売っているテープを貼りましょう。
カメムシが好む柔軟剤の香りを控えめにする
酸っぱい匂いが苦手だけど、柔軟剤の匂いを好むようです。
フローラル系などは気を付けたい香りのようですが、今の柔軟剤の殆どが香り豊かに仕上がるものばかり。
どうしても使用する場合は、フローラル系を避け、無香料やハーブ系が苦手とされるカメムシに香りを選んで柔軟剤など試すのもありですね。
こちらはフルーツ酸由来クエン酸配合ですが、中には無香料でも
カメムシの苦手な光を反射させる
越冬の準備に暖かいところを求めるカメムシも、反射する光を苦手とします。
そのため、少しでも近寄せない為にも使いたいものはアルミホイルになります。
反射する光を嫌うため、洗濯物の間に入れこんだり、特に白いの洗濯物を干す際に周囲にぶら下げることをおススメします。
その時、洗濯物が見えない程度の長さにするように気を付けたいですね。
カメムシの徘徊を防ぐため可能な限りの除草をする
虫には葉っぱがつきものですが、カメムシが好む草はツル科やマメ科に徘徊し産卵すると言われています。
洗濯物を干す近くに雑草や産卵しやすい環境を作らないようにしたいですね。
とはいえ、敷地が広くそこまで手が回らない方もいらっしゃると思いますので、そんなときは手軽に使える除草剤を使いましょう。
我が家は除草剤以外に、河原から拾ってきた石を敷き詰め、少しばかりの効果ではありますが夏場の草の成長の早さを抑制させています。
除草の代用にカメムシの苦手なハーブを植える


除草ができたところからハーブを植えるというのもおススメです。
雑草は雨を味方につけてあっという間に草丈をが成長していきます。
除草し続けても永遠に終わることはありません。
ハーブも雑草同様、あっという間に広がっていき、逆に根が張り困るほどですので、雑草が増えるよりハーブティーに使える種類などに変化させていくのも別な観点で楽しいかもしれませんね。
カメムシの苦手なハーブスプレーの匂いで回避
さきにもお話しましたように、ハーブが嫌いというカメムシにはハッカ油も効果的です。
ガーゼのハンカチなどや布にハッカ油をスプレーしぶら下げておくだけでもカメムシ回避になるでしょう。
私は虫刺されが多いため、草むしりやBBQの時などはハッカ油の手作りスプレーを体や洋服に振りかけています。
- ハッカ油…5滴(目安のため調整してください)
- 無水エタノール…10ml
- 水…90ml
アロマオイルと一緒で、オイルが混ざりやすいようにするには、エタノールを先に入れた中に発火オイルを垂らすことで混ざりやすくなりますので試してみてください!
今の時期はマスクなどにも使えて気持ちよく使えますよ!


カメムシ用の忌避剤を利用する



2か月間使えて10個入りです助かりますね。
SNSの声にもあるので試す価値あり!
カメムシが入り込まないよう隙間を封じ込め
カメムシは2~3mmの隙間でも家屋へもぐりこみます。
あの平べったい体でゆっくりのこのこ歩いているうちに、ちょっとした隙間などいとも簡単に潜り抜けてしまうわけです。
なので、隙間風が吹きそうな場所を見つけたら、忘れないうちに対策をしておきましょう。


殺虫スプレーを利用する
カメムシが止まりそうな白そうな壁や入り込んできそうな隙間の縁に殺虫スプレーをかけるのはとてもお手軽です。
夜間帯に虫が集まりそうな玄関灯などにもスプレーしておくのも良いですね。
ただ、普段から手で触れる場所への散布には十分注意が必要です。
人によってはアレルギー反応が起きないとも限りません。
使えそうな場所に限定して使用するのが良いかもしれませんね。


殺虫の燻煙剤を利用する
自宅にもぐり込んだカメムシは、ヌクヌクと過ごし暖房の効いた室内では涼しくなっていても見えない場所で越冬します。
卵をうみつけられたりそのまま翌年まで同じ部屋で過ごすなど考えたくもありません。
部屋に入った気がするけれど見逃してしまったという方は煙で駆除するのが一番の対策ですね。
燻煙剤などと聞くと少し不安になりますが、自宅の仲間で対策したい方は室内を一気に駆除できるので安心感はありますね。
ですが、さすがに妊婦の方や子供さんがいては使用することは躊躇するでしょう。
バルサンでは注意点なども掲げていますので、状況を見てご使用されることをおススメします。


ゴキブリ・ダニ駆除にはくん煙剤! 赤ちゃんやペットへの安全性は? 効果と注意点を紹介
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何をやってもダメな理由にスギやヒノキ?
カメムシはスギやヒノキの木に卵を産むと言われています。
スギやヒノキの球果を食べて育つわけですから、花粉が多い年はカメムシの好物の球果たくさんあるので大量発生しているはずなのです。
庭や近隣にある場合は根本的に回避することは難しいため、自宅なら伐採や自宅以外からの発生ならここで紹介しているいずれかの対策をしていくほかなさそうです。
カメムシが洗濯物がつかないよう取り込む時間に気を付けても見つけた場合は?
できれば見たくなかったカメムシに会ってしまったらどうされていますか?
我が家の地域はカメムシが多いことから、近所の方々など簡単に捕獲していますが、虫嫌いの私は何年経っても苦手です。
ですが、使うものによっては捕獲しやすくなりました。
- 垂直の壁にいる時
- 天井のような平行な場所にいる時
- 暖簾のような押さえがきかない素材についている時
カメムシは自分で発した臭いで死んでしまうほどなので、密封することは超おススメです。
普段から使用しているものは、水の入ったペットボトルと布製のガムテープになります。
布製のガムテープ
垂直な壁にいる時や暖簾のような押さえがきかない素材についている時:10㎝ほどで2~3枚準備します。
中には両面のようにくるっと丸めて捕獲する方がいるのですが、それですと包み込めないことやカメムシに逃げられる可能性や姿をリアルに見てしまうのでおすすめしません。


水の入ったペットボトル
天井のような平行な場所にいる時:下から上へ押し上げて速攻で蓋をします。
この容器は何度も繰り返し使えますが、気分が悪い場合は取り替えています。
また中身が見たくないので隠すようにガムテープを巻き付けたりもしていますね(笑)


カメムシが洗濯物につくのは取り込む時間が原因と対策まとめ!
いかがでしたか?
カメムシが洗濯物についてしまう原因とつかない対策や捕獲方法をお話させて頂きました。
ご自身のできる対策で乗り切ってくださいね!
- カメムシと洗濯物の取り込む時間との関係
- カメムシ対策時期のいつからいつまで
- カメムシが近寄ってくる理由
- カメムシ対策11選
- 見つけた時の捕獲方法
一年の中で役立つ情報であれば嬉しいです。


ここまでご覧いただき有難うございました。
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