七夕の短冊は葉っぱで梶の木が始まり?笹や和紙へ変化を解説!

季節
スポンサーリンク

7月7日の七夕夜は織姫さまと彦星さまの1年に1度のイベントでもあり、私たちも夢あるイベント。

家庭、保育園や幼稚園などでも色とりどりの短冊に思いおもいの願い事を書き笹竹に飾り付けします。

その短冊のルーツをしらべたところ、もとは葉っぱだったということが分かりましたので、ここでは次のようなお話をしています。

*この記事で紹介していること*
・梶ってなに?
・梶(かじ)の発祥由来と意味
・梶の木と葉の使われ方の違い
・梶の葉は今も神の御宣託(ごせんたく)のまま生きていた
スポンサーリンク

七夕の短冊は葉っぱだった!梶(かじ)ってなに?

そもそも梶(カジ)とは何なのでしょうか。

古代から神に捧げる神木として尊ばれていた為、神社の境内などに多く植えられ、主として神事に用い供え物の敷物に使われた。

引用:ウィキペディア

聞きなれない名前でしたが、これが梶の木(葉)です。。

梶の木は、日本やアジアなどで古くから栽培されているクワ科の落葉小高木
カジノキは神道では神聖な樹木なのだそうですが、葉の形は様々で違うのだそうです。

ハート型、先が3つや5つに裂けるものもあれば、もっと複雑だったり切れ込みの全くないものまであるということです。これ、不思議ですよね。

短冊は梶の葉っぱ・意味や発祥由来は?

・学芸の上達を願った平安時代の風習
七夕は裁縫の上達を願う行事➡裁縫や機織りが得意だった織姫にあやかった

 

平安時代、七夕の夜に朝露の溜まりやすい里芋の水滴で溶かした墨で、梶の葉に願いを書き記したとされています。

梶の葉が選ばれた理由は、細かい毛がたくさんあり墨ののりが良く筆で書きやすかったのが理由だそうです。

梶の木や葉は何に利用されていたの?

梶の木:カジノキは神聖な樹木

古代から神に捧げる神木として尊ばれていた
・カジの繊維から紙や布が作られていた

繊維ができるという有難い樹木でもあり、神事の際に使われてたということが分かると、とても神聖な香りがしてきそうです。

梶の葉 】:七夕に願い事をする習慣は平安時代に存在していた
・神事の際の供え物の敷物・器に使われていた
・葉の表面に願い事や和歌を書いていた
【 ご宣託:神のお告げやありがたいもの

七夕の願い事に梶の葉が用いられる理由
天の川の瀬戸を渡る船の梶と、梶の葉が掛けられた言葉遊び的もあるようです。
起源はここからなんですね。

願いごとや和歌を書いてみるのも素敵です。

梶野の葉に和歌や俳句にお手紙、とても風情を感じますね。

葉っぱが豚や牛、羊などの飼料(飼い葉)に使われているということも分かり、神道以外に役立つといえども驚きました。

スポンサーリンク

七夕の短冊が葉っぱから和紙へ・笹の葉との関係は?

梶の葉と笹の関係!

物心がついたときには七夕飾りといえば笹の葉が準備されていて当たり前に思っていましたが、不思議に感じていた方もいたでしょうね。

なぜ今のような笹の葉へ変化してきたのでしょうか。

笹の葉が用いられた理由は神聖なものとされていたから

寒い時期も青々と殺菌効果があるとされ、神聖なものとして扱われていた

・体を拭いて穢れを払うと厄除けになると言われていた

・抵抗力の無い子供たちが夏場の命を落とすことが多く、天に伸び生命力が強い笹が選ばれた

・お盆の暑い時期は神様にお供えする食べ物が腐りやすかったため、敷物に用いられた

 

梶の葉と同じように敷物や器代わり用いられるほど、神聖なものだったんですね。

梶の葉が和紙の短冊への変化とどんな場所で見られる?

梶の葉から今の和紙へと変化した理由と時期はいつごろだったのでしょう。

背景を見ていきます。

梶の葉が和紙へ移りかわったのは江戸時代

・平安時代から宮中に広まり始めた和紙はまだまだ高級で貴重なものとされていたようです。武士町民文化と変わりつつあった江戸時代にはしっかりとした和紙が作られるようになったため和紙へと変化していった

・和紙が庶民へと広がった江戸時代、梶の葉のかわりに短冊(五色)に願い事を書いて笹竹につるし祈ったとされています

でも、画像でも紹介している梶の木をどこかで見たことはありましたか?

葉っぱが飼い葉に使われているということも分かりましたが、せっかくなら一度は梶の葉で七夕の祈りをささげたいものです。

梶の葉が見つからない場合は、自分で作くるのも良いですね。

created by Rinker
¥550 (2022/05/29 05:33:34時点 楽天市場調べ-詳細)

神社境内や公園

カジノキは神道にかかわりが深いこともあり神社の境内などにも多く生えられているようです。

日本では、公園や田舎の家や田畑の周りにたくさん生えているというので、私たちが気づかず通り過ぎている樹木の中に紛れているかもしれませんね。

梶の木が市販されている?

鉢植えで購入することもできます

カジノキは高さ10mほどに成長し、冬になると葉っぱが枯れ落ちる落葉性高木。

こんな風に一般に販売もされているようです。
広いお庭がある方なら植えられそうでしょうか...。

七夕で願いながら食することも出来る?

 ◆ おやつ

季節はちょうど七夕の7月ころで、おやつ代わりになる実もなるそうです。

マリモのように変化したボールが秋に熟れると橙色の肉質の柄に種子がくっついて飛び出てくるようです。どんなおやつになるのでしょうか。

神社境内で出会えることも!

 ◆手水舎

御朱印やおみくじ

このように、カジノキの全てが幅広く用いられ、よく見てみると今現在も梶の葉がさまざまな所で見れるということが分かりました。
江戸時代発祥の七夕の短冊が、神の御宣託のとおり人々の願いと共に長く受け継がれていることも素晴らしいことで、さすが日本の伝統だと感じました。
このような時代の流れを知ると、一度はこの梶の葉に願いを書いて飾り付けしてみたいと思いませんか?
スポンサーリンク

七夕の短冊は葉っぱで梶の木が始まり?笹や和紙へ変化まとめ!

7月7日の七夕の夜に願いを掛ける、色とりどりの短冊の発祥を調べてみました。

長く伝わる七夕の意味も分かりました。

 短冊として梶の葉っぱに書かれ始めたのは平安時代
神道に関わる樹木で神事の際の供え物の敷物として使われていた
学芸や裁縫の上達の願いを込め飾られていた
 笹が梶と同じように神聖なものとされていた
 平安時代から和紙の普及が進み短冊へと変化していった
今も様々な所で梶の葉が利用されていた

 

以上のことが分かりました。

日本の歴史や伝統はどれをとっても大事に受け継がれていて、感動することが多いですね。
今回、梶の葉の始まりが分かっていただけたところで、近くで梶の葉を見つけることができた時には是非、紙の短冊ではなく梶の葉に願い事を書かれてみるのも良いのではないでしょうか。

願いがさらに叶ってくれそうです!

線香花火に込められた言い伝えとその秘めた意味!でも、夏に風物詩の線香花火の素敵すぎる言い伝えのお話しています。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました