四季折々の伝統行事、日本特有の伝統というものは本当に美しく感慨深いものです。
この記事では、線香花火の伝統や意味、言い伝えなど調べたことをお話しています。
・線香花火尾言い伝えと意味がわかる
・線香花火にはストーリーがわかる
・物語は4つのドラマ展開がわかる
・さらにもう一つのストーリーもわかる
以上、お話しさせていただきます。
線香花火の言い伝えや意味・夏の風物詩の歴史は深かった!
春には春の、そして夏にも日本には沢山の伝統行事があり、長く受け継がれてきた習慣や意味があると言われます。
きっと、四季がある日本には世界のどこよりも伝統と言われる言い伝えや行事が沢山あるだろう日本って素晴らしいですよね。
夏というとお盆の時期は決まって親元に足を運び、互いに会えることを喜び、家族みんなでご先祖様を供養しお盆の迎え火を焚く準備が始まります。
町内には一斉にオレンジの灯りがゆらゆらと灯り始め、私の住む町でも、町内の橋のたもとから始まる灯篭流しと共に、同時に行われる花火大会など開催されるところも多いですね。
そして何より、花火大会は大人にとっても子供にとっても大イベントです。
夏の風物詩でもある花火というと、打ち上げや仕掛け、割物なども感動しますが、家族で行う線香花火も何故か、しっとりした気持ちになり心が洗われる気がします。
そして何故か、浴衣を着たくなりませんか?。
花火大会で浴衣はなぜ着るの?民族衣装に関わる僧侶や沐浴ってなに?≫≫≫
歴史や言い伝えには、必ず先代から受け継がれた意味があるのだろうけど、主役のように必ず線香花火が根強く楽しまれているのか、とても気になります。
そこで、繊細な線香花火が作られた時代の背景や歴史が受け継がれてきた中には、何か秘められた深い意味があるのではないかと、私なりに調べてみました。
線香花火と言い伝えが描かれる一生の意味!
線香花火を楽しむ時、少しでも長く眺めていたいという気持ちがふくらみますよね。
それでもホント、あっという間に消えていきます。
線香花火に種類があったり、長く灯すためには、ねじったり、持つ角度のコツがあることも知りませんでしたので、当たり前のように線香花火の先端は真下に向けていた私です。
線香花火には、素敵なストーリーがありました。
①灯されジージーと膨らむ牡丹は生命の誕生と出逢いのキッカケのスタート地点。
線香花火の先端に火が灯され、どんどん成長し大きく膨らんでいくスタートライン。
私たちも、そうやって誕生したんですね。
人間だけでなく、今、私の周りに存在するモノたちも、同じように形がないところから始まっているんですね。
線香花火も、私たち人間が灯してあげることで芽吹き始めます。
ここがスタート地点、学業や仕事で夢や希望に向けて前進し、男女の恋愛も出逢いというきっかけで火花のように散り始め、ここから膨らみ芽吹いていくのだと思います。
②火花が激しく散る松の葉は、紆余曲折しながらも今を生きる姿そのもの。
選ぶ道は人それぞれ、きっと沢山の火花がいろんな方向へ散っていくのと同じだけ、私たちが歩み生きていく方向も存在しています。
就職、結婚、出産、紆余曲折しながら、上がったり下がったりしながら生きて行くんですね。
一番火花が散ったのは、いつだっただろう...。
夫との仲が崩れかけた時、これも下がりかけ大きな火花が散った時なのかもしれません。
パチパチと飛び出す火花は、決して軌道に乗った時ばかりでなく、人生の浮き沈みのように、小さくなったり、大きくなったりを繰り返すのだと思います。
長く親元から離れることなく生きてきた私は、そんな時期も両親から背中を押され励まされ、ただ前に進んで生きていた気がします。
③火花が柳のように下がり柔らくなる姿は、ゆっくりと自分を見つめ直せる時間。
無我夢中で生きてきた人生も、落ち着く頃を迎えますね。
定年退職や子供の結婚でひと段落したり、少し手を抜ける時期がやってきますが、肩の荷が下りる、それが火花が下がるように散り始めることと重なり頷けます。
こんなご時世、私も子供が結婚したことで、どれだけ安心したことか。
私自身も、仕事をしながら数年間義母の介護に携わっており、素敵で可愛らしいお義母さんだったけれど、当時は毎日がどこにも置いてくることができず、持ち続けなくてはならない心のバランスとの闘いでした。
それも落ち着くと、どこかバリアされていた心や体が、スッと解かれた、そんな気持ちでした。
きっと、これもこの柳の頃なのかと思います。
④やがて少しずつ下がり尽きていく火花、散り菊の様は物事の終わり。
物事の終わりという言葉は寂しいけれど、必ずそんな時を迎えます。
生きているのものすべてに与えられている終わりです。
今は亡き父が歩んだ人生を娘なりに振ふりかえると、この線香花火のように激動の人生でした。
器用で色々なことに挑戦し、沢山の経験をしていたようですが、お人好しで天と地を味わうことも多々あり、波乱万丈の人生を送った人だと思っています。
それでも、そんな人柄ゆえ、最期の時は考えられないほどの方々から見送られ、天国へと旅立ちました。
散り菊、とても悲しい気はしますが、また生まれ来る準備に入ったのだと考えることも素敵なことです。
悲しいけれど、私はそう思うことにしました。
このストーリーのように、最後は心からありがとうを言って終わりたいですね。
線香花火を恋愛に例える、切ない意味とは?
恋人たちが線香花火をするなら!
全然気にしな~いという方はスルーしてくださいね。
この線香花火には、恋愛においてもたとえ話があるようです。
きっとご存知な方も多いかもしれませんね。
カップルで楽しむ線香花火、最後のストーリーが物事の終わりがある散り菊が恋愛の終わりを思わせるため、特に付き合いたての仲にはご注意を!というたとえです。
言い伝えというものは、受け取り方次第という考え方もありますから、線香花火に例える人生もあれば、恋愛はそんな言い伝えもあるんだと知ったうえで楽しむのも一つ!
カップルの方は、恐れず線香花火を楽しんでくださいね!!
線香花火に込められた言い伝えとその秘めた意味!まとめ
夏に楽しむ線香花火、いかがでしたか?
伝統の中に秘められた言い伝えや意味を知り、今年はまた違った意味でじっくりと夏の風情を感じるのも良いですね。
線香花火意味と自身の人生をストーリー仕立てに重ね合わせながら楽しむことも出来るのではないでしょうか?
線香花火の伝統を知らずとも、垣間見る何かに引き込まれ、ここまで長く楽しまれてきたのでしょう。
我が家も、今年が新盆。迎え火はもちろんのこと、線香花火に秘められた言い伝えの意味を感じながら供養をしたいと思います。
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ここまでご覧いただきありがとうございました。
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