スカイランタンの光景をみたら一度は自分も経験してみたいと思うほど幻想的ですね。
とはいえ、リリースされたスカイランタンたちはどこへ行くの?飛ばした後の回収やその後どうなるのか不思議だっため問い合わせしてみました。
この記事では、様々な地域でフォトジェニックな美しさで注目を浴びるイベントのスカイランタンについて以下の内容についてまとめています。
- スカイランタンを飛ばした後の回収してるの?
- スカイランタンの飛ばす仕組みや回収方法のギャップ
- スカイランタンの発祥と歴史
- 個人が手作りして飛ばす際に気を付けること
スカイランタンを飛ばした後は誰がどんな方法で回収してるの?
調べた結果、回収方法はイベント開催地によって違っていました。
とてもやわらかな光を放ち無数に浮かぶランタンはロマンティックで幻想的な光景へと誘います。
とはいえ、空へリリースされたスカイランタンの数は無数で、その美しさに見とれながらもスカイランタンのその後の回収を考えると💦
そうだよね、だってあんなに幻想的な夜空を見ても、翌日とかどうなっちゃってるの?って思っちゃう...。
たしかに、恐ろしいほどのスカイランタンだよね💦
スカイランタンを飛ばした後の回収はどの地域も同じ?
調べてみると同じようなイベントでもスカイランタンが飛ばされる日程は地域によって、一年の中で大きく異なるようです。
そのため、季節柄や
ちなみに、スカイランタンフェスティバルはあらゆる各地で行われ、宮城・新潟・東京・大阪・京都・兵庫・長崎などが有名です。
ということは、各地で飛ばす種類や回収方法も違ったりするってことね?
調べきれないほどのスカイランタンフェスだけど、ちょっと問い合わせして確認してみたの♡
スカイランタンの回収は種類や仕組みで違っていた!
スカイランタンがリリースできる仕組みには大きく2種類あるようです。
- 燃料で舞い上がっていくスカイランタン
- LED仕様でヘリウムガスで舞い上がるスカイランタン
『LEDスカイランタン』が使われたのは世界初で、その技術はなんと日本のもなのだそうです。
さずが日本、自然を大切にする日本のアイディアは素晴らしいですね。
ちなみに、イベント地域を数例で見ていきます。
新潟3月初旬・つなん雪まつり
南町観光協会が募集したボランティアの方々が翌日回収しているそうです。
ですが、リリースされた夜空に舞った灯篭「スカイランタン」は毎回1,200個で、そのうち1000個以上は回収されているということです。
時期を考えてみると、つなん雪まつりでは「スノーボードジャンプ大会」も同時に行われており、新潟ならではの雪がまだ残っています。
ということは、ざっと200弱は雪の中に埋もれてそのまま?
大丈夫です、心配ありません!!
全て地中に還る環境に優しい素材の桑や米などが原料で漉いた和紙のような油紙を張り合わせて作られているうえ、地球に優しく遠くまで飛ばないよう、燃料の量も調節もしているそうです。
津南町で火を利用したスカイランタンが今も行われている理由の一つに、昔から変わることのない自然や農地を守り続け、リリースしても障害になるような電線や高層ビルが少ないということもあるからだそうです。
7月・大阪、泉州ビーチランタンフェス
スカイランタンについて教えていただけますか?
こちらのランタンはスタップさんなどが翌日回収されているのでしょうか?
いえ、終了後、当日のうちに私たちスタッフが回収しています。
時間的に暗いですし遅くなりませんか?
そうですね(笑)
なんと、私たちが楽しませて頂いた後は、当日中に遅くまでかかりスタッフの方々が回収されているそうです。
暗い中、遅い時間まで回収作業ありがとうございます。
こちらで使用されるランタンにはLEDライトを使用しており、ランタンリリースは環境保護の観点から糸付きのリリースだそうです。
持ち手と糸が合体しており、見た目は傘の柄のような持ち手自体がおもりとなっているため、万が一手を離してしまってもランタンが上空まで飛んでいくことはないそうですよ。
飛んでいくわけではないので、アソバルーンのようなものですね。
新春にお台場で行われるスカイランタンも見事なものですね。
各イベントでは、日本らしい環境保護を第一に考え方法でリリースし、一部回収できないことも踏まえ自然に還る素材を用いるという日本らしさがありました。
飛ばし方や飛ばした後の回収方法も環境や手間を考えた変化が起きているようですね。
では、LEDの糸付きで手繰り寄せることも出来るスカイランタンと違って、燃料で飛んでいくランタンは、一体どのくらい先まで飛んでいくのでしょうか?
スカイランタンを回収前に持ち帰りは可能?
持ち帰り可能な場合もあるようですが、基本、防災の関係上、持ち帰りについていかなる場合でも禁止とするイベントも少なくないようです。
主催者側の注意事項などを事前に確認しておきましょう。
火元があるスカイランタン、完全鎮火しているかどうか会場を後にした方たちの火元まで確認することは不可能ですので、一番安全と言えるかもしれませんね。
スカイランタンの飛距離や飛行時間は?
火を使うランタンを飛ばすと、平均で2kmは飛んでいくとされ、天候によって風が強ければそれ以上も飛んでいくこともあるそうです。
糸が使われないスカイランタンは空高く舞い上がっていくのですね。
時間にするとなんと約7〜8分間飛ぶのだそうですが、日本の気候で寒さや冬の季節などでは気温がとても低く、固形燃料や他の燃料を使っても暖気がたまらず浮き上がりにくいこともあるそうです。
たしかに、この紹介動画を見ていただくお分かりいただけると思うのですが、既に舞い上がっているスカイランタンたちはとても幻想的で星や花火のようですが、その時点でまだ手元からリリースできていない方もいらっしゃいます。
こちらの台湾のランタン動画ではGPSをつけてランタンの動きを撮っていますが、大きさも燃料も違うので日本はここまで勢いよく放たれる感じではないですね。
スカイランタンを飛ばした後に潜む危険性や回収方法の変化!
近年取り上げられる問題として、世界で使われている火を使うスカイランタンは環境汚染につながるだけでなく、火災の原因や動物たちへの被害があるようです。
夜空にランタンがふわふわ揺られながら飛んでいく光景はとても風情があり確かに見ごたえ抜群ですが、一度空に舞ったスカイランタンの火元の管理をすることはとても難しいですね。
さっきの台湾の動画で見る限り、自然に還る素材と言われても、散乱しているスカイランタンを見てしまうと、回収するすスタッフやボランティアの方も大変だろうなと感じちゃう💦
だから、世界初と言われる日本の企業が手掛ける「LEDスカイランタン」はすごいってことだよね!
そうなんです、この問題を解決すべく誕生したのが、火を使わずLEDを使用した「LEDスカイランタン」なのです。
火災の原因を減らすだけでなく会場にゴミを残さないためにも、凧揚げのように糸が付けられ手元におもりを付け、イベント後のランタンを完全回収をしているのですね。
スカイランタンを飛ばした始まった発祥地や歴史について
スカイランタンの発祥は、今からなんと770年前までさかのぼります。
発祥の地であるタイや中国では、病息災を祈る民族風習や通信手段としてランタンを空に飛ばす熱気球の一種でムロイや天灯(てんとう)とも呼ばれています。
諸説ありますが、中国の三国時代の諸葛孔明が、戦争時、救援を要請するために通信手段としたのが発祥とも言われ、幻想的な灯りは当時の人たちにも同じように美しく感じられ、節句の祈祷儀式の用具だったり、各国の祝賀イベントの一つとして使用されるようになっていったそうです。
現在も夫婦や恋人同士が打ち上げる特別なイベントとして、メッセージを書き添えて天に祈りを届けているんだって!
スカイランタンに願いをかけるという習わしや祝い事というのは、世界共通なんだね。
世界にはランタンを空に飛ばすお祭りがたくさんありますよ。
ちなみに、
タイ・コムローイ
台湾・平渓天燈節(へいけいてんとうせつ)
アメリカ・RiSE
スカイランタンを手作りで飛ばした後の危険性や注意点
スカイランタンの作り方なども調べれば出てくる現代、イベントに参加せずとも個人的にも実現できそうですが注意が必要です。
建物がたくさん立ち並ぶ場所などでのスカイランタンは火事の原因になりかねせん。
それだけでなく、火を使ってもLEDのものでも飛んで行ってしまい、手元を離れてしまうリリースについては樹木が多い地域であれば森林火災、電柱のワイヤーなどに被害が及ぶ場合もあります。
大事に至らぬよう地域の確認をされてくださいね。
スカイランタンを飛ばした後の安心回収!飛距離などまとめ
スカイランタンたちはどこへ行くのか、飛ばした後の回収派誰がしているのか調べてみました。
スカイランタンにも種類があり、近年回収が楽になり安全性の観点から、世界初の「LEDスカイランタン」が日本の企業でつくられていることも分かりました。
日本各地で飛ばす方法が違うのは、地域の特色で場所や気温の違いも関係することも分かりました。
スカイランタン、参加するのはちょっとお高いと言われていますが、一度は参加してみたいですね。
「スカイランタン」は空舞うランタンですが、ハロウィンで持ち歩くかぼちゃの灯りを「ジャック・オー・ランタン」と呼びますね。
ここまで長くご覧いただき有難うございました。
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