大人にも子供にも秋の大イベントでもある「ハロウィン」。
ここでは、ハロウィンの由来や意味をイマイチ知らずに楽しんできた方、これから楽しみたい方や子供へ分かりやすく伝えられる内容など、保育士、学童など実経験者家族がまとめています。
- ハロウィンの由来や起源について
- 仮装の意味や持ち物
- 今と昔で変わってきた持ち物
- 最後に子供にも分かりやすい絵本風まとめ
子供も分かりやすくハロウィンの由来や意味を伝えらるくらい自信をもって友人や家族とハロウィンパーティーを楽しんじゃいましょう。
ハロウィンの由来がわかりやすいように順番に!
ハロウィンの由来を見ていくと、起源発祥や名前の由来など、大人でも文字で説明されたら、「ん、、、、。」となりそう。
これを一緒に楽しむ子供たちにも分かりやすく伝えられるよう順にお話していきます。
ハロウィンの由来や起源は?
秋の収穫祭
起源は古代ヨーロッパ中部や西部に住んでいたケルト人の秋の収穫祭の信仰の儀式で、収穫を祝うとともに悪霊を追い払う宗教的な儀式「サウィン祭」だとされています。
ケルト人も「サウィン祭」も初めて聞いたし、アメリカだと思ってた💦
アイルランド人やイギリス人のケルト系移民によってアメリカに持ち込まれましたのは1840年代らしいよ!
どこの国でも実りの収穫祭があるけど、それもどこか神秘的で不思議★
ハロウィンの意味や語源は?
難しい文章並べず、簡単にいきますね!
「All-Hallows」
11月1日にカトリック教会でお祝いする「諸聖人の日(万聖節)」のこと。
「All-hallow-even」
前日の10月31日の晩は「聖人の日の前夜」のこと。
そういえば、前夜ってクリスマスはイヴだよね!
そうそう、「All-hallow-even」が「Halloween」に短縮されたのね。
じっくり見ていくと、キチンとした理由や関連性があるんですね。
前夜とされるお祭りごとは、もっともっと知らない習わしや収穫祭など存在するのだろうけれど、世界で楽しまれている唯一共通するお祭りごとなのです。
ハロウィンの由来がわかりやすい仮装や持ち物まとめ!
ハロウィンの由来や発祥が分かったところで、本題はハロウィンを思いっきり楽しむこと!
そのハロウィンに欠かせないことは仮装とかぼちゃの存在ですね。
好きなように仮装することもかぼちゃを作ったり簡単に購入したり、準備は出来そうだけれど、そもそもなぜ仮装したり、かぼちゃの存在があるの?
そんな仮装する意味や何故かぼちゃの飾りなのかを見ていきましょう~♪
ハロウィンで仮装する意味は?
日本の一年の始まりは1月1日で1年の終わりは12月31日。
起源のお話で出てきたケルト人にとって、1年の始まりは11月1日で1年の終わりが10月31日。
この秋の収穫を祝うと同時に、この世と霊界を自由に行き来でき死者の霊が家族を訪ねてくるとされていて、そのとき悪霊も一緒に来ると考えられていたことから魔よけのためにかがり火を焚いたようです。
なんか、本来の意味を知るとちょっと怖い感じもしますよね。
でも、どうしてあんなに怖い仮装をしないといけないの?
人をさらったり農作物に悪さすると思われていたから、人間であることを隠し悪霊の真似をすることで、仲間と思わせて強さを見せつけたってわけね!
たしかに悪魔と言われる仮装している人たちは様々な恰好をしていますよね。
この仮装も意味が違うのかなんて、気になることもたくさん出てきそうです。
ハロウィンの仮装に必要な持ち物はかぼちゃじゃなく本当はカブ?
どう考えてもかぼちゃですよね。
ハロウィンが近くなると、どこもかしこもオレンジ一色のかぼちゃだらけ。
ですが、実は定番のように思われるかぼちゃ、もとはカブだったのをご存知ですか?
かぼちゃの顔をくり抜きロウソクを灯した飾りに変化していったのはアメリカで手に入りやすかったのがかぼちゃだったからという理由なのです。
その定番のかぼちゃの飾りを「ジャック・オー・ランタン」と呼んでいます。
どうしてジャック・オー・ランタンと呼ぶの?
アイルランドに「ジャック」と言う名前のとてもずる賢い男がいて、寿命がきて死んでしまっているのに、永遠に天国にも地獄にも行けず手に持って彷徨っていた灯り(ランタン)だからなんだって!
実は、悪魔は普段から悪いことばかりしている「ジャック」の魂を取りに来ていたんだそう。
けれど、さすが悪知恵が働く「ジャック」は10年間のあいだ魂を取りに来ない約束をさせることに成功します。
そしてその10年後、約束通りまた悪魔が魂を取りにやってきます。
なんと、またここで同じ10年先まで魂を取りに来ない約束をさせてしまったのです。
10年を2回って20年も延ばす約束させるなんて、どんな悪知恵なの💦
でもね、そうは上手くいかないのよ!20年も延ばしたその先、本当に「ジャック」の寿命が尽きちゃうの...。
悪いことばかりしてきた「ジャック」は天国へ行けるわけもなく地獄へ向かいます。
そこで出会ったのが、以前2度も騙した悪魔だったのです。
そこで悪魔から言われた言葉がこれでした。
「ジャック、お前との約束通り、おまえの魂を取ることはしない。」
「だからお前を地獄に入れることはできない。」
本当に死んでいるのに地獄にも入れず、暗闇で道も見えないあの世とこの世を彷徨いつづけることになるため、悪魔は地獄の火を与えました。
その火をくりぬいたカブの中で灯し提灯として持ち、永遠と彷徨い続けたことから、「ジャック」と「提灯」が『ジャック・オー・ランタン』と呼ばれるようになったのです。
望んで延ばした魂の期限は、悪だくみを重ねたことで永遠に期限を迎えることがなかったというお話でもあったんですね。
アメリカで手に入れやすいカボチャに変わったというのが、カブからかぼちゃへの変化というけれど、実際、カブよりかぼちゃの方が扱いやすく可愛らしいですよね♡
仮装とかぼちゃの準備ができたら、残るは掛け声になります。
次では、言葉の意味まで見ていきましょう!
ハロウィンの由来で気になるトリックオアトリートの意味
子どもたちが仮装した子供たちが「トリック・オア・トリート!」と言いながら家を回ります。
「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ」
という言葉が有名ですね。
子供たちが「トリック・オア・トリート」とお菓子をねだり、大人たちは「ハッピーハロウィン」と返し子どもたちにお菓子をあげます。
このやり取りには諸説あるようですが、ハロウィンでお菓子を配り、悪霊に自分の世界へ帰ってもらう魔除けの意味が込められているとされています。
さて、ここまでの由来や意味を子供たちに聞かれたらどう説明しますか?
ハロウィンの由来がわかりやすい絵本や紙芝居風に説明!
いまのハロウィンはお菓子を配る、もらうがメインで子供にとっても大人にとっても年に一度の大イベントのお祭りごとですが、本来は秋の収穫物をあつめ農産物に感謝するという意味でもあったんですね。
近年の意味合いが違ってきているハロウィンですが、そこまで子供たちに分かりやすく説明をするならこんな感じでしょうか。
ハロウィンにかぎらず、食べ物に感謝する気持ちは常々伝えていきたいですね。
収穫祭ということは分かったら、やはり知りたいのは近年のハロウィンをどんなふうに説明したら子供たちに分かりやすいのかということですね。
ここからは、絵本風にまとめたイラストとひらがな、読み仮付きで小さなお子さんが見てもわかりやすい内容で紹介していきます。
ハロウィンはどんな日・子供でもわかりやすい絵本風に紹介
ハロウィンの日、おばけの世界の扉が開かれます!
その扉の周辺には亡くなった人だけでなく、悪魔や魔女たちも扉の向こうに見えていますね。
こんな風に一緒におばけの世界から降りてくることを伝えると分かりやすいかなと思います。
日本でいうとお盆のような習わしですね。
ハロウィンで仮装する理由を子供でもわかりやすい絵本風に紹介
理由はひとつではなかったんですね 。
- 悪魔たちの気づかれないよう似たような変装をする
- 悪魔たちに負けない仮装をして驚かせ、おばけの世界へ連れていかれないようにする
など、自分の身は自分で守るということでもあるようですね。
ここで登場するように、魔女や黒猫など悪魔らしき仲間はたくさんいるようです。
何の仮装をしようか?自由過ぎるほどたくさんあり過ぎて迷ってしまいそうですね。
ハロウィンでお菓子を配る理由を子供でもわかりやすい絵本風に紹介
子供たちが楽しめる祭りごとは昔からいくつもあるものですが、この絵本風の中に描かれる子供たちを見ていると、幸せな時代だな~と感じます。
子供たちが安心して過ごしていくことができる習わしは、いつまでもなくすことなく大人たちがきれいな形で伝承して行きたいですね。
おかしを配るお祭りごとと言えば、日本風ハロウィンとも言われている、「お月見どろぼう」もありますが、ご存知でしょうか?
限られた地域で続いている、十五夜の日に行われる子供たちが主役のイベントは日本でいうとハロウィンと近いものになります。
我が家の地域でも行われるため、毎年お菓子の準備をしています。
ハロウィンもお月見どろぼうも、コロナ禍に負けず開催されることを祈りたいですね。
2022年から向こう5年のハロウィンで土日はある?
2022年10月31日は月曜日になります。
- 2023年10月31日(火)
- 2024年10月31日(木)
- 2025年10月31日(金)
- 2026年10月31日(土)
- 2027年10月31日(日)
ハロウィーン時期は、色々な施設やイベント会場で催しが行われます。
街一色がオレンジに変わっていく様もワクワクで楽しみですね!
まとめ
ハロウィンの由来や起源についてまとめてみました。
- 仮装の意味や持ち物を知れば、何をすればよいか分かりましたね。
- 主役のかぼちゃが今と昔では違っていたことが分かりました。
- 子供でも分かりやすい絵本風まとめもしてみました。
- 今後、数年のハロウィンの日程もまとめてみました。
子供たちはいつでも何でも知りたがり屋さんです。
大人たちが準備しているそばから、興味津々でお耳はダンボ状態です。
そんな可愛い子供たちと大人が一緒に楽しめるハロウィンがどんなイベントなのか、正しくわかりやすい方法で伝えていきましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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