犬を飼っていると出てくる悩みがトイレ後の衛生的問題ですよね。
出来ればトイレが丸見えにならずにオシッコのはみだしも防ぎたい!
100均利用で出来れば安く囲いトイレを自作してみたいと思っても、何を準備して何から始めればいいの?材料費も時間もかかるんだろうな...など気になることもあるかと思います。
犬のトイレを囲うことでオシッコの足跡のふき取りも簡単になり、自宅にあるものと100均を利用した囲いトイレで汚れが激減した方法を紹介していきます。
犬のトイレ囲いを手作りするなら100均利用でポイントは5つ!
設置する前に、事前に調べておくことも必要になってきますね。
ご家庭の環境に合うように進めたいですね。
設置する場所はどこ!
① 囲みの高さとトイレが置ける場所を考える!
犬の囲みトイレって意外に大きいものです。
体型に合わせて奥行もとりますし、囲みの高さで圧迫感を感じるかもしれません。
今までフラットだったかもしれない場所に盾ができるとなると、囲みがあっても動きやすい場所、犬にとっても落ち着いてオシッコができる環境がベストだと思いました。
危険物がない、掃除しやすい動線が作れる場所などですね。
愛犬に必要なスペースと環境を知る!
② 愛犬の体型と習性をを考えよう!
体のサイズに合う空間を考えました。
囲みを作っても、トイレからはみ出したのでは意味がありませんよね。
犬はオシッコをする際にクルクル回る習性がありますので、普段から、どんな行動をとりオシッコをしているかを考えないとですね。
また、オシッコの際の違和感や周囲の圧迫感、逆に広すぎるなどで嫌がり、的が外れる原因になるかもしれませんので、どの場所が適しているのか、ご自宅をぐるっと見渡し、あまり犬が寄り付かないばよなどは避け、向かいやすいルート、場所づくりを考えました。
③ トイレのサイズは大丈夫?
囲みの中に置くトイレの形状や、そもそもトイレ自体を置くか置かないかなど、使い方によっても囲みの方法や大きさも変わってきますよね。
せっかく囲んだのに、いざトイレを設置しようとしたら入らなかったらガッカリです。
囲みの高さも決めておいた方が良いですね。
・我が家は小型犬なので、オシッコシート(レギュラーサイズ)より一回りくらい大きいくらいにしました。
耐久性を考え、使う材料を決めよう!
④ 使う材料が愛犬の体型や体重に耐えうるかを考える!
何度も出入りするトイレ、ちょっとしたことで囲いがズレたり倒れたりしたら、ワンコへの安全面が心配になりますね。
もしかしたら、トイレを急いだことで囲いにぶつかったりすることも考えられます。
なので、ヘナヘナ揺れたり、すぐに折れそうな素材は使わないようにしたいです。
ワイヤーネットやプラダンを利用している方も多いようですが、何を使うにしても、つなぎ合わせる部分や貼り合わせの際も、しっかりと固定して、剝がれない!折れない!外れない!だけど、材料の先端や飛び出しなどがワンコに触れない安全対策も考えてあげたいですね。
我が家は小型犬(3.3㌔)、元々オシッコシートを収納したり備品入れとして使用していたカラーBOXを利用しています。
もちろん、ワンコサイズに合わせてくださいね。
衛生的に長く使い続けられる囲みトイレにしよう!
⑤ 使う材料は水分、洗剤を使うことが出来るのか!
いくら囲んでも、オシッコが跳ねるときは跳ねます。
トイレを囲むことで、周辺への飛び散りや跳ね返りがなくなる分、囲みの中のお掃除が必要になってきますね。
お掃除が楽になることは、飼い主にとっても、かなりのストレス減がうれしいところ★
ただし、囲まれている分、掃除が楽にできるような工夫が必要になります。
そのためには、使用する材料も考慮しなければいけないですね。
犬のトイレの囲いをDIYで気を付けたいポイント3つ!
① なるべく凹凸内材料がおススメ。
凹凸のある素材の隙間に入り込む汚れの掃除が大変です。
ワイヤーネットですと、何かで覆わない限り飛び散るオシッコを防ぐことはできません。
ネット単体よりも内側につけるカバー的なものがあると良いですね。
私は、長く使っていけるように完全フラット化の床には木材と囲いはすのこやコルクボード、どちらにも消臭シートを貼る選択をしました。
オシッコなどのしみこみも防げます。
② 負担のない入口設計。
人間もそうですが、慣れたトイレが変わることは違和感がありますね。
出来るだけスムーズに入っていける入口空間にしたいですね。
臆病なワンコ、やんちゃなワンコ、警戒心の強い犬には大事なとことかなと感じます。
③ 使う材料や部品をを出来る限りカバーし保護してあげる。
耐久性の部分でも触れていますが、DIYはやっぱり市販のような安全性には欠ける所も出てきます。
自己責任も考えて、目立つ突起は角を丸くしたり、どうしても見えてしまう部分はテープで極力隠すなどしてあげたいですね。
ちなみに、私の必需品には、丈夫にしたり繋いだりする時に登場する、こんなものがあります。
◆透明のビニールテープもありますので、用途に合わせられますね。
養生テープ/補修テープ
これは、養生テープ(ハウス、塗装用、補修テープ 5㎜×25m 400円弱)という名前で売られていて、手で簡単に真っ直ぐ切れますし、ビニールハウスの破れを補修したりするものなので、しっかり粘着してくれます。
剥がすことも可能なので、失敗恐れず使えますし、画像のような、プラスチック段ボールの貼り合わせなどに最適です。
100均(38㎜×10m)にも似たような仮止め、養生テープがありますが、強力さと長さ(あっという間になくなります)を比べたら、圧倒的にホームセンターがおススメ。
ビニールテープ
こちらは、銅線やコードなどの電力が通るコードなどにも利用されている絶縁テープ(ビニールテープ)19㎜×10mです。
どんな曲線にも伸ばし引っ張ることで巻き付けたり繋いだりすることが可能です。
ピンクのテープは単体でホームセンターで購入(100円弱)しましたが、100均で売られている3個100円のもので も変わりなく使えています。
突起や隠したいカーブにも使えますよ
実は、我が家ではワンコを飼い始めた時からケージを利用していません。
部屋の扉が開けば家の中に行ったり来たり、自由に歩き回る生活の毎日です。
ケージ内でおしっこをするという経験もないまま、シートがある場所で用を足すものだと育ってきています。
沢山のトイレトレーも使ってきましたが、今はケージも無ければトイレトレーもありません。
ただ、場所が分かっていても、勢いよく飛ぶオシッコやシートからはみ出すオシッコはどうしようもありませんので、衛生的に使える囲みトイレに挑戦しています。
犬のトイレ囲みを自作って簡単?
プラスチック段ボールでもワイヤーネットでも板材でも、止める箇所、接続部分さえしっかりしていれば、衝突していかない限り崩れたりしないと思いますが、プラダンやワイヤーネットの場合、固定が難しいので、置くタイプに近いかと思います。
私はカラーBOXのサイズをそのまま使った2階トイレであることや木材利用でしたので、ネジやドライバーを使いL字金具とネジを使いしっかりと固定しています。
制作時間は3時間くらいでした。
小型犬サイズでしたが、ちょっとした支える力とコツで、家族の方と協力しながら制作する楽しみもあるかと思います。
犬の囲みトイレのDIYするメリット・デメリットってあるの?
メリット!!
● 手作りトイレの囲う目隠しって犬にとって、落ち着いて排泄できる場所。
● 尿の跳ね返りや足跡の汚れ、囲いのスペース内ですることで粗相も激減です。
デメリット...。
● 囲いトイレを置く場所の確保。
● 今までのトイレから慣れるまで時間がかかるワンコもいる。
犬の囲みトイレの自作で材料費はどれくらい?
どんなトイレにしてくれるの?
実際作ったトイレはこんな感じです。
使った材料です!
完成サイズは、90×40のサイズになります。
① 床関連 | |||
カラーBOXを横にした2Fトイレ | 在庫使用 | ー | 1Fは犬用備品入れとして使用中 |
カラーBOX上の補強板 自宅にあるもの利用 | 1枚 | ー | ホームセンター1000~1500円 |
角材(ダイソー)入口境界用 | 1枚 | 110円 | |
粘着床シート(消臭タイプ) | 1枚 | 110円 | コルクボード表面に貼ってます |
② 囲み関連 | |||
MDF合板・前面/右端の転落防止用 (ダイソー 400×9×90㎜) | 2枚 | 220円 | リメイクシートを貼り、利用 |
左端の転落防止用 (板材ダイソー) | 1個 | 110円 | 囲いの目隠し用 |
ステッカー貼るためのコルクボード (セリア) | 1個 | 110円 | 必要に応じて |
フロアステッカー(ダイソー) | 1枚 | 110円 | コルクボードの表面用 |
PCプリント/ウェルカムシール | 1袋 | 110円 | コルクボードに貼る/必要に応じて |
ミニチュアの扉 | 1個 | 110円 | コルクボードに貼る/必要に応じて |
L字金具(4個入り)ダイソー | 1個 | 110円 | |
I字金具(2個入り)ダイソー | 1個 | 110円 | |
③ 装飾関連 | |||
リメイクシート(ト2個入) | 1本 | 110円 | |
壁タイル/粘着フローリングマット (ダイソー) | 3袋 | 330円 | 壁に貼る/必要に応じて |
壁紙ステッカー(セリア)20枚入り | 1袋 | 110円 | 壁に貼る/必要に応じて |
マスキングテープ | 在庫使用 | ー | 周辺のアレンジ/必要に応じて |
階段3段分(2階にする場合) ペットボトル6本入り空き箱 | 8個 | ー | 高さに合わせ、市販の階段購入もありですね! |
階段用の滑り止めシート(ダイソー) | 3枚 | 330円 | |
合計 | 1980円 |
① 床関連
カラーBOX上の補強板/自宅にあるもの利用
自宅にあった板材利用で幅が40㎝だったため、囲みの板材もすべて100均の40㎝のものを購入することにしました。
ホームセンターなどの板材は、45,90,180㎝区切りで売られています。
合わせて、100均なども40,45、91㎝で販売していますので、調節可能ですね。
◆角材(ダイソー)入口境界用
リメイクシートを貼り↑↑↑、釘打ちしています。↓
ここからトイレ!と跨いでもらうことにしました。
◆粘着床シート(消臭タイプ)
ペット専門店でも売っていますが、ホームセンターにも召集タイプのマットもありますね。
これは我が家が持っていたマットです。
◆ホームセンターではこんなタイプがありましたよ!
消臭、カビ抑制タイプのは有難いです。
② 囲み関連
◆MDF合板・前面/右端の転落防止用/(ダイソー 400×9×90㎜)
ステッカー貼るためのコルクボード(セリア)と フロアステッカー(ダイソー)
上の板とコルクボードを貼り合わせています。
これはお好みですが、PCプリントで英字入れミニチュアの扉付けてみました。
◆カラーBOXへの取り付け方法
コーナーのL字金具の画像入れ忘れました。
全部でL字金具5個使用しています。
取り付ける時のポイントは、金具に両面テープを貼り付けて場所決めすると、落ちたりせず印付けができます。
両面テープも1㎝の細めがあると便利です。
とがった先で穴をあけてからねじ止めすると、締めやすいですよ!
この時も、金具裏には両面テープがついているのでズレません。
金具を付けてから、サイズに切ってある消臭シートをお両面テープで貼り付けると、金具が見えませんので安心ですね。
これで、完成になります。
置き場所に寄りますが、壁に寄せる場合、レンガっぽくするのも素敵だと思います。
周辺は、マスキングテープなども利用しています。
左側がベッドため、上り下りの際に出る足への負担軽減につながりました。
とても気に入ってくれて、上り下りも、ベッドへの移動の際も、毎回使ってくれています。
階段の自作については、我が家のワンコに合わせて作っています。
犬の特性や階段が苦手な犬もいるので、すべてのワンコにベストとは限りません。
市販の階段が安心かもしれませんね。
犬のトイレ囲いを手作りは100均利用!まとめ
犬のトイレに囲いを付け自作したことで、はみだしや跳ね返りの悩みが軽減されました。
犬の性格を知り、犬にピッタリのDIY囲みトイレは、我が家のワンコにも飼い主たちにもストレスのない生活を送らせてくれています。
思い切ったアレンジをしてみましたが、もしご興味がある方はチャレンジしてみてください。
犬のトイレ・リビングの場所でも悩まないコツと対策3つ!、ではリビングで使っている扉付き開放トイレのご紹介もしています。
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