冬季フィギュアスケート競技の羽生結弦選手と体操の内村航平選手のお話です。
以前、羽生結弦選手が憧れている選手に名をあげたのが体操の内村航平選手でした。
このふたりにはアスリートとしての由縁があるようで、同じような名言語録が沢山存在しているのをご存知でしたか?
実は互いに憧れる選手に名をあげるほどのアスリート界の五輪王者なんですね。
ここでは、王者の偉業と生き方に共通点についてご紹介させていただきます。
羽生結弦の憧れは内村航平選手!名言や偉業・生き方の共通点は7つ!
内村航平選手の名言には、私たちが想像もできない世界への挑戦と野望が現れが見て取れます。
インタビューを見ていてもいつもポジティブで、失敗もアクシデントも前向きにとらえる言葉しか出ていない気がします。
そんな羽生結弦選手がいる世界でのモチベーションはとてつもない事なんだと実感しています。
オリンピック選手に選出されていることだけでも名誉なことで、オリンピック日本代表としても素晴らしい演技と共にメダルの数でいっても偉業だと言えますね。
どんな思いで競技に取り組み、競技人生に賭ける思いをどのように感じ何を糧にしてきたのか気になります。
そんな内村航平選手の座右の銘や名言たる言葉を通し、羽生結弦選手も語り、互いに憧れているという共通点はどこにあるのか見ていきたいと思います。
①羽生結弦選手と内村航平選手は刺激しあう同志!

●アスリートととしての良き仲間であり、良きライバルでいられることで、互いに高みを目指してきたのが分かります。
↓↓↓ 2016年のリオオリンピック後に、羽生結弦選手から内村航平選手へこんな言葉がありました。
航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の選手と一緒に競い合えていることが嬉しい。
引用:羽生結弦
↓↓↓ 2018年の冬季五輪2連覇を達成した羽生結弦選手について内村航平選手は、
「すごく刺激をもらってやっている」
引用:内村航平
↓↓↓ 2019年、羽生結弦選手は尊敬し刺激を受けた選手について、スケーターではなく...、
内村航平選手を挙げています。
世界選手権で両肩を痛めていた内村航平選手へ向けたメッセージでもあるようですね。
羽生結弦選手が憧れ続けるレジェンド内村航平選手。
羽生結弦選手が心に思うこと。
一緒に戦い続けたい、応援してるよ!
年上になる内村航平選手へ気遣いながらの優しさがあふれていましたね。
技術もさることながら、内村航平選手が映像内で話している通り、負けず嫌いくらいの根性がなければ、これだけの選手にのし上がっていくことは出来ないというのが当然かもしれませんね。
②羽生結弦選手と内村航平選手の理想の演技!
●今を満足しない、今よりもっと、勝利のための探求心していく共通点が感じられます。
自分が目指しているのは、「自分の演技をどれだけ究められるか、一つひとつの要素を究めていけるか」ということです。
引用:羽生結弦
新しい技は、常に自分を高める。
引用:内村航平
③羽生・内村両アスリートにとって逆境こそが転機!
●苦難と捉えるのかチャンスと捉えるのか。
アスリートだけに言えることではないですが、学ぶことがたくさんです。
逆境は嫌いじゃない。それを乗り越えた先にある景色は絶対にいいはずだと信じている。
引用:羽生結弦
逆境こそ飛躍のチャンス。
引用:内村航平
④逆転や魅せるチャンスはアーティストとして絶好のチャンス!
●アスリートはプレッシャーに打ち勝ち、勝利を目指すだけでなく、魅せるという側のアーティスト感があります。
演技ですから、アーティストで間違いないですね!
期待される感覚が好き。それはプレッシャーじゃなくて快感なんです。
引用:羽生結弦
僕は期待されるほどやる気も増して、応援してもらった分だけ演技で返そうという気が働きます。ですから、プレッシャーも全くありません。
引用:内村航平
期待=プレッシャー=快感
どのようにしたら、こんなメンタルの持ち主になれるのでしょう。
⑤イメージを最大に活かす術!
●羽生結弦選手も、競技前などはウォーミングアップしながら、イメージトレーニングしていますが、内村航平選手は演技前に手振りや身振りをする場面が見られます。
僕は跳ぶ直前に、バッって頭の中に成功する軌道とかのイメージが湧いて、そこに身体を乗っけていって跳ぶ。だから口で指導されてもダメ。視覚で伝わってくるものが良いんです。ビデオとかを繰り返し見て、イメージを記憶します。
引用:羽生結弦
演技をする前に、手の動きと頭の中の動きが直結させるためにイメージしている感じです。今から自分がやる技のイメージを作ってからやるようにしています。
引用:内村航平
まさに、潜在能力をいかに顕在能力に置き換えていくかで、チャレンジする技の成功へとつながるのですね。
⑥魔物は自分にも存在している!
●演技に時として魔物が現れ、予想外な展開も起こりうる気を抜けない戦いです。
「オリンピックの魔物って、結局のところ、自分の中にいるものなんだと思う」
引用:羽生結弦
「襲ってくる魔物を倒したい。その気持ちだけでやっていた」
引用:内村航平
期待=プレッシャーなし=快感
⑦限界の基準!
●アスリート界で活躍している方は競技内容も年齢も競技も様々ですが、中にはメンバーの倍ほどの年齢でも現役で活躍している方もしますし、運悪く怪我などでアスリート人生を終える選手もいます。
自分の思う演技が出来ているか、パフォーマンスを変えず更に磨きをかけて目指していけるのか、今その時もその先も分からないものですね。
それは自分の努力だけで叶えられるものでもありません。
次々に新しい選手が生まれ、決められた枠のメンバーに収まるということも難しいでしょう。
やはり、神のみぞ知る世界なんですね。
自分のスケート人生を考えて、ここが限界だとかこれが100%というのが自分で分からない。それは神のみぞ知る、だと思うんです。
引用:羽生結弦
「自分の限界がどこにあるのか、自分でもわからない」
引用:内村航平
羽生結弦が憧れた内村航平選手の名言に重ねる夏冬王者の五輪とは!
羽生結弦選手と内村航平選手がこれまで語ってきた言葉が、東京オリンピックで内村航平選手の結果を知った時に、なぜか腑に落ちました。
寂しい気もするけれど、腑に落ちました。
●きっと、羽生結弦選手も同じなんだと思っています。
2019年から故障続きの内村航平選手の言葉、勝敗でも体力の限界を超えてまでも、二人の言葉が重なります。
腰が砕けるまでやります。
引用:羽生結弦
20年五輪が東京になったら、やりますよ!その時、実力が落ちていても目指したい。
引用:内村航平
●高みとは五輪=日本代表=オリンピック
自分が負ける勝つではなく、高みに立とうとしていることが大事。
引用:羽生結弦
「それまで(東京五輪まで)は絶対、(現役を)やめない」
引用:内村航平
アートじゃないといけなくて、絵画や美しい景色を見ているかのように思わせる!
これが理想と語っていた羽生結弦選手。
偉業を果たした内村航平選手の歴史は消えることはなく、羽生結弦選手にとっての憧れであることには変わりはありませんよね。
羽生結弦が憧れた選手は内村航平!ふたりの名言まとめ
羽生選手の発する言葉一つひとつが名言になってしまうほど、胸に染み入るものになることが多かったですね。
今回、内村航平選手と羽生結弦選手が互いに尊敬し憧れていた中にある両選手の共通点がありすぎることが分かりました。
これからの羽生結弦選手には、内村航平選手に加え、よきライバルと共にのし上がっていってほしいですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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